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節分の恵方巻のルーツと現代の楽しみ方とは

「節分」が近づくと、スーパーやコンビニにずらりと並ぶ「恵方巻」。
一本の巻き寿司に願いを込めてかぶりつくこの習慣は、今や全国的なイベントとして親しまれています。
しかし、恵方巻の中に入っている具材にはどんな意味があるのでしょうか?

本記事では、恵方巻のルーツをひも解きながら、現代の多様な楽しみ方についてもご紹介します。
今年の節分は、伝統と自由を融合させた「自分流の恵方巻」を楽しんでみませんか?

今年の恵方は西南西!
恵方巻のルーツと食べる意味とは

恵方巻の起源には諸説あり、古くは「関西地方で商人たちが繁盛を祈願して巻き寿司を食べていた」「花街の芸妓が太っ腹な客をつなぎとめることを祈り食べた」「戦国武将の堀尾吉晴が出陣前に巻き寿司を丸かじりしたところ戦に勝った」といった説があります。

恵方巻の中に入れる具材は7種類で、えび、穴子やうなぎ、だし巻き卵、きゅうり、しいたけ、かんぴょう、桜でんぶとなっています。
これは七福神に由来しており、卵の黄色は「金運」を、穴子やうなぎからは「長寿」や「うなぎのぼり」、桜でんぶの原材料である鯛は「めでたい」、などのように、それぞれの彩りの良さや食材ごとのイメージが評価されています。

恵方巻を食べる時のお決まりである「無言で食べる」や「切らない」は、「喋ってしまうと口から福が逃げるから」「切ってしまうと縁が切れるから」といった意味があります。
毎年食べる方角にも指定がありますが、これは古代中国の陰陽五行説が起源である陰陽道の「十干(じっかん)」に基づくもので、年ごとに歳徳神という神様がいる方角が“恵方”となります。

ちなみに2025年は十干の「乙」の年で、恵方は西南西となります。


恵方巻の普及と現代の進化とは

恵方巻のルーツには前項でご紹介した通りですが、全国的な普及のきっかけをつくったのは1980~90年のコンビニの企画であるとされています(販売実施年・会社にも諸説あり)。
現在ではコンビニだけでなくスーパー、ネット通販でも恵方巻が売られるようになり、その市場は300億円規模ともされています。 普及と市場規模の高まりにつれて、具材にもバリエーションが生まれており、彩りも良いトロたく巻きやサラダ巻き、韓国風の焼肉が入ったものやキンパも並ぶようになりました。

先ほどご紹介した具材ごとの意味や七福神という視点からは、若干かけ離れてくるものもありますが、大切なのは美味しく、そして楽しく食べること。
決まりに縛られることなく、一人でも家族でも友達とでも、恵方巻というイベントをしっかりと堪能することが福を呼び込む一番のコツではないでしょうか。

今年は例年では買わなかった種類の恵方巻を買ってみたり、ネットで有名店から取り寄せてみたりするのも良いかもしれませんね。
 

人間も動物も楽しい
節分・恵方巻イベント

節分や恵方巻にちなんだイベントは毎年全国で実施されています。
豆や恵方巻の販売はもちろんのこと、全国のショッピングモールや産直市場では、料理研究家などを招いた恵方巻づくり教室などが開かれています。
定番の恵方巻はもちろんのこと、いつもとはちょっと違うアレンジや贅沢な食材を用いたものを作ることができるため、子どもから大人までたいへん人気を集めています。
「家で巻くのは難しそう」「親子で楽しくチャレンジしてみたい」という方は、ぜひイベント情報をチェックしてくださいね。

たくさんの注目を集めるようになった節分や恵方巻ですが、実は人間だけが楽しんでいるわけではありません。
2024年、和歌山県のアドベンチャーワールドでは、その年の恵方であった東北東に運動場があるパンダに特製の恵方巻をプレゼントしたり、マントヒヒには来園者が豆をプレゼントしたりといった、ユニークな節分・恵方巻イベントが開催されました。
2025年も園や動物ごとに個性豊かな企画が催されるようですよ。
ぜひこちらも探してみてくださいね。

 

節分はより良い運気、
楽しい方へ出かけよう!

恵方巻は、具材に込められた願いや縁起を楽しむ日本の一大行事として親しまれるようになってきました。
現代では多様な具材やスタイルが生まれ、自由にアレンジを楽しむ文化へと進化しています。
今年も美味しく楽しく恵方巻を食べて、ぜひより良い運気を呼び込んでくださいね。

ご自身で楽しいイベントに向かわれる際には、「リョウシンコンドロイドリンク」をお召し上がりください。
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ぜひご検討ください。

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