今日からできる温活で
冷え知らずの元気な体へ
万病の元、冷えを
見すごさない
新しい年を迎えました。
今年も心豊かな一年にしたいですね。
そのためにも、健康第一。
年末年始の忙しさや冬の寒さなどで、病気というほどではないもののなんとなく不調を感じるということはありませんか。
そんな時におすすめしたいのが「温活」です。
ところで、皆さんは自分の基礎体温をご存知でしょうか。
理想的な体温は36.5℃以上とされており、平熱が低くなると冷えによる体調不良を感じやすくなる可能性があります。
長年悩んでいる肩こりや頭痛、肌荒れなどの症状も、もしかすると冷えが原因かもしれません。
また、手足はあたたかくても内臓が冷えている隠れ冷え性の場合もあります。
風邪を引きやすい、お腹をこわしやすいといった悩みを抱えている人は、一度、温活を試してみるといいでしょう。
心の揺らぎにも
冷え解消が効果的
「温活」とは、体を意識的にあたため、冷えを改善する健康管理のこと。
最近では、寒い季節だけでなく一年を通して冷えに悩む人が増えています。
原因としては、過度な冷暖房、ストレス、偏った食生活などにより自律神経が乱れて体温調節機能が低下していることが考えられます。
そのため、「温活」で適切な体温を保つことは、健康維持に大きな意味があるのです。
さらに、「温活」には自分の体と向き合えているという充実感があり、それが心の安定にも役立つといわれています。
自分に合った温活を
継続して体質を改善
「温活」には、適度な運動をして筋肉量を増やす、根菜など体を冷やさない食材をとるなど、さまざまな方法があります。
しかし、長年の冷えは一朝一夕には解消しません。
「温活」は継続的に行うことが最も重要です。
効果を実感するためにも、まずは冷えた飲み物を避ける、首、手首、足首の3つの首をあたためる、腹巻きや湯たんぽを活用して体から熱を逃がさない、といった特別な準備や知識がいらず、生活の延長上でできる方法から試してみましょう。
今日からでもすぐにできて効果の大きい「温活」が入浴の見直しです。
シャワーだけですまさず必ず湯船に浸かるようにすれば、全身くまなくあたたまり血行が促進されます。
理想は38~40度の湯に15~30分ゆっくり浸かること。
その際、全身浴と半身浴を織り交ぜて、無理なく体をあたためるのがコツ。
ふくらはぎや足の裏をマッサージするとより血行が良くなり体温が上がります。
血管が広がって血液の巡りがよくなると、全身に酸素や栄養が運ばれ、溜まっていた老廃物や疲労物質が回収されるため、ダイエットや美容にも効果が期待できます。
体をあたためることが目的なら、熱いお風呂の方が効果的だという考えもあるでしょう。
しかし、42度以上の熱い湯にガマンして浸かっても短時間で血管は広がりません。
また、熱い湯に長時間入浴することは体への負担も大きく、皮膚乾燥の原因にもなります。
このように、「温活」のための入浴は、ぬるめの湯にゆっくり浸かることが基本。
温浴効果を高める入浴剤を活用するのも効果的です。
また、好みの香りや色を選べる入浴剤でバスタイムを日々の楽しみにかえてしまうのも長続きのためのアイデア。
自分に合った無理なく続けられる方法を探して「温活」を習慣化し、今年も元気にすごせる冷えない体を手に入れましょう。
本年もお付合いのほど、よろしくお願いいたします。
参考サイト
温活とは? 正しい温活の考え方とおすすめ温活グッズ
https://www.tsumura.co.jp/brand/kampo-communication/health-care/cold003.html
冷えの専門医と始める、女性の体温を1℃上げる「温活」
https://www.myrepi.com/wellness/women-health/otona-square-100063/
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