近所で見る野鳥

「カッコー、カッコー」

毎朝、町内に響き渡る野生のカッコウの鳴き声が、私の目覚ましです。
 

東京から富山に移住し20年、自然豊かな富山の暮らしを満喫しています!

その中でも特に気に入っている「身近に会える野鳥たち」についてお話します。

 

こんなに身近に野鳥に会えるなんて!

週末は、趣味と運動を兼ねて近所を1~2時間散歩します。

その際にキジ、シロサギ、トンビ、カモ、カッコーなどの野鳥をよく目にします。

田植え前の田んぼには大抵キジがいます。

キジは田んぼの雑草や虫をつつきながら「ケーン、ケーン」と
甲高い声を上げてたくましい2本足でせかせかと歩き回ります。
仲良くつがいでいることも。


その田んぼの農家さんが放し飼いにしているんだとずっと思っていたら、
野生のキジだと地元の方に聞きとても衝撃を受けたのを覚えています!

キジたちは近くの山や林からやって来て、その田んぼごとに常連が決まっているそうです。


シロサギは農業用水や、水を張った田んぼに現れます。

足がすらっと長く全長1mくらい?真っ白で大きく、きりっとした立ち姿は迫力があります。

警戒心が強く、近寄ると大きい翼を広げてバサッバサッと飛んでいってしまいます。

自宅の前を流れる用水にもよく来るのですが、リビングのレースのカーテンの隙間から
そっと眺めて美しい姿を楽しんでいます。


 

トンビには怖い体験をしたことが!


近所を流れる常願寺川は、立山連峰から富山市内を通り富山湾に注ぐ一級河川です。
その常願寺川の土手を歩いていた時「ヒュールル」と鳴き声を上げ、
私の頭上高くに1羽の立派な体格のトンビが。

大きな翼を広げしばらく並走してついてきたので、
興味本位でトンビに向かって「ヒュールル」と真似をして言ってみました。

するとキッと目が合い、その直後トンビはもっと遠くに響き渡るように
かん高い鳴き声を一声上げると、とたんに他のトンビたちがワーっと集まってきたのです!


一瞬で頭上には5羽のトンビが旋回を始め、上昇下降しながら
「ガッ、ガッ」と鳴き威嚇し始めました。


まずい!このままではつつかれて食べられてしまう!と恐怖を感じ、
若干震える足で走って逃げました。


そんな私の後ろ姿に、トンビは「もう二度とからかうなよ」と言うかのように
声を荒げ「ガー、ガー」と…



こんな感じで、日々野鳥を楽しむことができます!

富山では美しい自然や野生動物たちを身近に感じるところが魅力です。

また、人も温かく穏やかで、食べ物も美味しい、
本当に住みやすい県で私は大好きです!


富山常備薬スタッフ:なかばやし
観葉植物とかわいい娘・息子を愛してやまない、みんなの姉御的存在。
お散歩とお菓子作りが趣味。
好きな商品はジェルテープジクロ。