生活リズムを整えて
メンタルケア
目次
「メンタルケア」
ってなに?
「メンタル」は、「精神的、心理的」といった意味を持つ言葉です。
「メンタルが強い」は「打たれ強い」、「メンタルトレーニング」は「精神を安定させるための訓練」といった意味あいで使われます。
近年、注目されている「メンタルケア」は、心の健康を守るための行動や支援のこと。
気持ちが沈む、楽しくない、何もしたくないといった状態が続いている人はもちろん、健康な人にとってもメンタルケアを行うことはストレス緩和、人間関係の改善や幸福感向上など、さまざまなメリットをもたらします。
心の健康と
生活リズムの関係
心の健康を維持するために重要なのが、生活リズム。
睡眠や食事の時間が不規則だったり、忙しい日が続いていたりで生活リズムが乱れると、ホルモンの分泌や代謝がうまくいかず、生活習慣病はもとよりうつ病などの心的疾患リスクが高まるといわれています。
心と体は密接につながっているため、生活リズムを規則正しく整えるだけで体調も向上します。決まった時間に起床、食事、就寝することからはじめ、適度な運動が加われば言うことナシ!さらに心が安定し前向きな行動も増えてくるはずです。
逆に言えば、規則正しい生活リズムを維持することが難しい時は、メンタルが不調に陥っているのかもしれません。少しずつでも睡眠不足や運動不足、食生活の乱れを改め、正しい生活リズムに近づけてメンタルをケアしましょう。
夜更かしや朝食を抜くことが長年の習慣になっていると、一度に生活リズムを整えるのはなかなか難しいもの。それならば、まずは毎朝決まった時間に起きてみましょう。

人間の体には血圧や体温、代謝などをコントロールする体内時計と呼ばれるリズムがあります。体内時計がきちんと働くことで、日中は活動的になり夜は休息に向かうという自然なリズムが保たれます。
じつは、体内時計は25時間周期。1日は24時間なので1時間のズレが生じてしまうのですが、このズレを修正できるのは朝だけ。人間の体には、朝、日光を浴びると体内時計がリセットされ14~16時間後に再び眠くなるという仕組みがあります。太陽の光で睡眠と覚醒のリズムが整い、睡眠の質が上がり、免疫力や代謝が向上し健康な体を維持しやすくなるのです。
生活リズムを見直すなら、メリットいっぱいの朝から変えてみましょう。

規則正しく
暮らすための工夫
決まった時間に起きることに苦手意識があるなら、朝の習慣をつくってみるのもいいでしょう。いわゆる「モーニングルーティン」です。
大リーグで活躍したイチロー氏が、現役時代毎朝必ずカレーライスを食べていたのは有名な話ですが、これがまさに「モーニングルーティン」。
毎日同じ行動を繰り返すことであれこれ考えなくても動き出すことができ、気持ちのスイッチが入れやすくなって心が安定します。体調などの小さな変化に気づきやすいこともよい点です。
花に水をあげる、ラジオを聞く、豆を挽いてコーヒーを淹れるなど、負担が少なく楽しみながらできることから始めることが続けるコツ。慣れてきたら深呼吸やヨガやストレッチ体操など軽く体を動かしてみるのもおすすめです。自律神経が整い、気持ちがふわっと軽くなると感じる人もいるようです。
メンタルケアにはさまざまな方法がありますが、その根幹は生活リズムを整えること。 完璧にできなくても、心がけるだけでもOK。
明日の自分のために、今日からできることを始めてみませんか。

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