痔はうつる?
誰にでも起こり得る“お尻の悩み”と上手な向き合い方
「痔(ぢ)」と聞くと、少し恥ずかしい、できれば話題にしたくない…そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか。ですが実は、痔は誰にでも起こりうる、とても身近な病気です。
特に多いのは、長時間座りっぱなしの仕事や冷え、便秘、出産などがきっかけとなって起こる「いぼ痔(痔核)」や「切れ痔(裂肛)」です。痔は国民病といわれるほど多くの方々悩まされており、成人の3人に1人は痔をもっているともいわれています。※1
「痔ってうつるの?」
という疑問について
よくある誤解のひとつが、「家族で同じお風呂に入ってうつるのでは?」というもの。結論からいえば、痔は感染する病気ではないため、人にうつることはありません。痔の原因はウイルスや細菌ではなく、血行不良や生活習慣、排便時の負担など身体内部の環境によるもの。つまり、同じタオルを使っても、湯船に一緒に浸かっても、人にうつることは一切ありません。
デリケートな悩みだからこそ、
早めのセルフケアを
誰にも言えないからといって放っておくと、悪化して日常生活に支障をきたすことも。早めのセルフケアが、痔の症状を和らげるポイントです。たとえば、・長時間同じ姿勢を避ける・水分や食物繊維をしっかりとる・身体を冷やさないように心がけるなど日常的な対策に加え、湯舟に浸かる入浴習慣も、血の巡りを整える効果的な方法です。夏場はシャワーだけで済ませる方も多いですが、冷房や冷たい飲み物で意外と体は冷えがちです。お湯にゆっくり浸かることで血行が促進され、痔の不快感が軽くなることもあるようです。※2
入浴剤を取り入れて、
肌にもお尻にもやさしく
医薬部外品の入浴剤を取り入れて、日々の入浴タイムを“体調管理の時間”にする方も増えています。常備浴シリーズも有効成分が配合されており、痔をはじめ、肌荒れや冷え、肩こり、疲労回復などにも効果がある入浴剤となっております。

痔は誰にでも起こりうる
「体からのサイン」
「痔=恥ずかしいもの」と感じる必要はありません。体が「少し疲れているかも」「冷えているよ」と教えてくれているサインかもしれません。大切なのは、自分の体調の変化に気づき、無理なくケアを続けること。入浴の時間が、あなたの体と心を少しずつ元気にしてくれるはずです。
※1 日本臨床外科学会「痔・肛門疾患」をもとに記載
※2 下島 裕寛他:Medicina,48:250,2011.
富山常備薬スタッフ:さかな
2歳のおてんば娘の子育てに奮闘中!
無類のお肉好きです。
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